6月末、大学の先輩グループのフランス旅行に参加するため、フランスへ。
団体に合流する前に、2日間だけ旧友の家におじゃましました。
このところは超多忙な彼女と、なかなか会えなかったけれども、久しぶりにお互いの近況や心配ごとや、もうすぐ仕事を引退する心のなかや、いろんなことを話して分かち合うことができてよかった。
パリに住んでいる二人の若い人に会いに行く道すがら、ちょうど訃報が新聞に出ていたシモーヌ・ヴェイユの話。
昔、学生のころパリ郊外のわりと辺鄙なところにある大学までロシア語(だったかな?)を習いに通ってた。
いつもバスで行くのだけれども、そのバスのなかで年配のユダヤ系の女の人と話したりするようになって、その人が
「シモーヌ・ヴェイユは友だちなのよ、今度会わせようか」
と言ってくれたのだけど。・・・
その頃は政治的に違うと思っていたので「会いたくない」と断ってしまったと。
「あの時会っておけばよかったよねー!!」
シモーヌ・ヴェイユの息子が大学の先輩で、学生運動のセクト同士で衝突があったとき、すごい大活躍してたとか、・・・
そんな話も聞かせてもらいながら、ノートルダムのそばを歩きながら、サンルイ島を横切って、マレー地区のほうへ。
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