3月末からコロナウイルスのロックダウンで、家から2km半径内の運動だけという日が2ヶ月も続きました。
Contents
案外知らなかった家のまわり!
なにしろ、食料品を買いに行く以外は、家から2km以内のスポーツのみ。
他の世帯の人と会ってはいけない
という厳しいルールがあったので、地元の友だちといっしょのウォーキングもおあずけです。
はじめのうちは家の前の車道を、2km行って+帰る… ウォーキングをしていたのですが。
つまらないよおおおおお(涙)
なにしろ、普段は友だちと村で待ち合わせして、自然がいっぱいの湖の周りのコースや山のなかを歩いているので、車道はいやだよ〜ん!!
でも、ある日、同じ道沿いに住んでいる友だちのカリーナさんに出会いました。
子どもさんを連れて、犬の散歩ちゅう。
久しぶりね〜 家族みなさん元気ですか….
わたしはここを歩いているんだけど…
とか、おしゃべりしていると。
この先のところを山のなかに入る坂道があるのよ〜
そこを登っていけば、ウイックローウェイにつきあたるから
ずう〜と山の上を歩いて、向こうのほうから帰って来られるよ
わたしは朝、走りに行ってるんだ
こんど行ってみれば?
えっそんな道があったの?
もう7年近く住んでいる場所なのに、知りませんでした。
自宅から歩いて行ける範囲をもっと、開拓してみなくちゃ!
探検して見つけた道
というわけで、車道から山のほうへ登る道を、片っぱしから探検。
ときどき、私道に入ってしまって、ごめんなさい〜www
なんてことも。
でも、ついに見つけました。
この目立たない坂道です。
ダブリンから南までつながっているトレイル=ウイックローウェイ
おそるおそる、この知らない道を登って行ってみると…
このあたりの山を、ずっと通っているウォーキングのトレイル
ウィックローウェイ
につきあたりました。
とても歩きやすくて、景色も良くて、最高です!!
ウィックローウェイは、ダブリンの南の郊外のマーレイパークというところから南へ127 km
ウイックローの山や高原、牧草地を通って、カーロウ県のClonegal という村までのトレイルです。
アイルランドの国中に、こうしたトレイルのネットワークがあり、ネットで地図も入手できて、みんなが楽しんで歩けるレジャーとして、人気があります。
ウィックローウェイは、そのネットワークの一部です。
国のお金で、きちんと整備されていて、とても歩きやすいトレイルです。
全部をがんばって一度に歩くこともできますが、その場合は途中で泊まりながら、何日もかけて歩くのです。
sachanの住むウィックロー県はダブリンのすぐ南に接する県。
車が空いていれば、1時間弱で来られる場所です。
こちらからダブリンへ通勤している人も多いです。
山歩き来るひとたちにとっても、近くてアクセスが良いのです。
トレイルは、こんなふうに標識があって、わかりやすいです。
裏山の道が、ウィックローウェイの一部だった
sachanの自宅のすぐ裏の山を、このウイックローウェイが通っていたのでした!!
超ラッキーです。
それにしても、今まで7年間も気づかずにいたとは。ww
そんなわけで、少しずつ、このコースを開拓して、ひとりでがんばって歩いていましたよ。
山のなか ひとりで歩いて怖くなかった?
と日本の友だちに言われたのですが….
誰にも会わないし、景色で方角もはっきりわかっているし。
怖いと思ったことはありません。
新しい歩く場所が見つけられて、とても嬉しくて、いっしょうけんめい歩いています。
まとめ
アイルランドの人たちは、ほんとうによく歩きます。
家の周りを歩いているだけなら、全然お金もかからないし、普段は近所の仲良しどうしで一緒に散歩したり、道で出会ったら、ちょっと立ち話したりします。
田舎では知らない人でも声をかけあったりするので、優しい感じです。
歩くことが、生活の一部になっている感じです。
日本の人たちに
「今日は7km歩いた」
と話すと、
「えっ!そんなに長い距離を歩くんですか!!」
なんて、びっくりされるけれども、
7km 慣れてしまえば、たいしたことない距離と感じます。
心配ごとがあっても、夢中になって歩いて、道端の草や木の芽や、いろんなものを見ているうちに、すっきりします。
毎日カラダを動かすって、忙しいなかでも、大切ですよね。
これからも、またアイルランドのウォーキングの様子をお伝えしていきますね。
コメントを残す