フンデルトヴァッサーの日

Kust Haus (Museum Hundertwasser)
フンデルトワッサー美術館の入り口です
地面が波打ってるし、色とりどりのモザイクでわくわく
photo by sachan

ウィーンの探検。
「フンデルトヴァッサーの日」。空港からウィーン市内に入ったところにあるフンデルトヴァッサーハウスをまず見学。日本語のリンクはここ。

ここはフリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサーの哲学を体現するため実験的に作られた集合住宅で、今でも実際に住んでいる人たちがいるので、外からしか見られません。

じっくり見て、そばのカフェでドキュメンタリーフィルムを見てお茶を飲んでから、こんどはフンデルトヴァッサー美術館へ。

ここもモザイクの色とりどりの壁や床 自然の山や地面のように波打っている床(美術館の前の歩道もでこぼこがあったり、小さな山みたいになっているぐらい、徹底的に「平ら」と「直線ばかり」は排除されているのですよね・・・

切符売り場の前の空間にもでこぼこ坂道があったりするので、気をつけないとつまづきそう!)建物の中に生えた樹が窓から外に伸びていたり・・・ 不思議に居心地の良い空間です。

このバイタリテイーあふれる場所で フランスの写真家 アンリ カルティエ=ブレッソンの写真の展覧会を見学しました。

50年代 戦争後すぐの時代のアメリカ。50年代から60年代の有名無名のアメリカの人々の肖像写真(マーティン ルーサー キングなど!)。
スターリンの死の直後のソ連の街並や人々の表情。
そしてガンジーとの会見(なんと暗殺される前日!)、インドそして中央アジア。

・・・何と迫力ある顔顔顔・・・風景、そして歴史のうねる瞬間を切り取った報道写真。すばらしい展覧会でした。

こちらはフンデルトワッサーの常設展示 紙と竹と紐で組み立てたこんな作品や、木版画も。
日本のものみたいですね。photo by sachan
床の端っこも、絨毯のように ぺろん と持ち上がっているのです。
おもしろいでしょ♪ photo by sachant
 
「自分の過去を大切にしなければ、未来を失うことになる。
自分の根を破壊してしまったら伸びることができなくなる。」
photo by sachan
素敵な空間で 刺激に満ちた経験ができました♪
photo by sachan

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