金曜日から水曜日まで、フランスの真ん中の地方 パリから南へ車で3時間ほどのところにある、ブールジュ Bourgesまで出かけてきました。
レンタカーでパリCDG空港から3時間のドライブです。
ブールジュのあたり(その名もCentre「中央」、フランスの真ん中の地方)は、これまで一度も行ったことのない場所です。
長くこちらに住んでいる友人が案内してくれました。
想像を遥かに超える、素晴らしいところ。
楽しいこと めずらしい景色 美味しいものがいっぱいでした。
静かなブールジュの街に到着
友人の家にいよいよ到着です。
姫りんごの木の並木のこの界隈は、ブールジュの街のとても静かな一角です。
さて、友人の家から10分ぐらいのところに、昔は沼地だったところがあります。
フランス語で「沼地」を「マレー」と言います。
今は、たくさんの「島」=畑の区画になっている、特別な場所です。
なにはともあれ、そちらのほうへ散歩に行きましょう。
道じゃなくて水路なので、舟に乗って渡って行きます。
木の舟に乗って、マレーを散歩
ここはマレーの「港」。
マレーに畑を持っている人たちが舟を停めておくところです。
今週末はお祭りがあるので、酔っぱらって落ちる人がいたりすると困るから柵があるけれども・・・お行儀良く舟がたくさん並んでいます。
プラスチックの舟もありますが、ほとんどは木の舟。
修理しながら長年使うそうです。
マレーの「畑」はひとつひとつが「島」になっていて、水路が網の目のように走っています。
そして、その水路を舟を使って往来するのです。
昔、沼地のようにどろどろだったところを、修道士さんたちが整備して畑の「島」を作ったのだそうです。
今はブールジュに住んでいる人たちが「島」を借りて、畑として耕したり花を植えたりして丹精して、大切に昔からの伝統を受け継いでいるのだそうです。
フランスの旗やポルトガルの旗がたっていたり、おもしろい案山子のいる島など。個性豊か。
静かな水面のうえを、すいすい進んで行きます。
友人のペットのわんちゃんが船長さんです。
青い空を眺めながら、気持ちの良い風に吹かれながら、船頭さんの友人と話しながら。
腰をおろして、ただ舟のなかに座りこんでるだけで運ばれていきました。
「島」に上陸してみました
広い島のあちこちに、果物のなる樹や野菜やら花がいっぱい植えてあります。「このところ留守にしてたから雑草がいっぱい生えちゃったんだけど」と言いながら、おじさんが島の作物を見せてくれました。
果樹園のミラベルの樹に、まだ少し実が残っていました。
(つづく)
おはようさん♪
全然知らない所って??がいっぱい!
マレーって小さな島が沢山あるの?
そこは全部畑ですか?
船で通って畑を耕して作物を作るの?
船はどれも自家用船?
島々の持ち主は誰ですか?
島は嵐で沈んだりしないのですか?
全部でいくつくらいの島があるの?
島々を囲む水面が散歩道のようなものなのかなぁ
楽しそうね
行ってみたくなりました
まけないぞうさんたち引越し先が決まってよかったね
yuukoさんからコメントだ ゆっぴ〜☆
お誕生日おめでとうございます!
(もう過ぎちゃったけど・・・)
そうそう、知らないところ、それにここの畑の「島」は、ほんとに想像できない場所でしたヨ
マレーって 昔は沼地だったらしいの
それを、こういうふうに「島」みたいな区画に分けて、「島」のはじっこに土を止めてくずれないようにして、管理するようになったらしいのね
上から見渡したところの写真が ブールジュの観光局の「マレー」のページに載っていました
ここ
135ヘクタールの広さのところに、1500区画の畑があるんですって。
畑や花壇としてちゃんと手入れされてるところと、ちょっと放置されちゃって ぼさぼさ樹が生えてるところがありました。
通路は舟で行きます。
自家用船だよ。自分で漕いで行くんだよ。
持ち主は・・・たぶん市かなあ。
個人の持ち物じゃなくて、借りてるんだと思う。でも無料なんだって。
>>echaloteちゃん まちがってたら教えてね・・・
ホラ、誰かが耕したり管理しないと、荒れてしまうから、ちゃんと管理して協力するかわりに、無料でかしてもらえるんだって。いいなあ〜
でも大変な仕事だと思うけど・・・とっても楽しそう。
また echaloteちゃんをお手伝いに行きたい〜!!!
島は浮かんでるんじゃないから、沈んだりはしないけど、水が増える季節は洪水になったりするみたい。
でも、それで肥沃な土地になってる面もあるっていう説明でした。
とってもとっても楽しい舟散歩でした。
>沼地のようにどろどろだったところを、修道士さんたちが整備して畑の「島」を作ったのだそうです。
ひえ~~~・・・・・すごいねぇ
意思は鉄をも溶かし岩をも砕くだねぇ
こんな畑があるとは、おぢたま知らへんかった
一枚目の雲が立体的ですてきだね
さっちゃん、マレの説明、ありがとう。
ここは、口で説明しても、写真で見てもらっても、なかなかわかってもらえない世界よね。
舟はね、だいたいひとつの島に1艘ずつってことで、島はその土地を買った人の私有地になってるところもあって(たとえば、フィリップのところやセルジュさんのところなどは、島はそれぞれの所有よ)、その場合は、舟も個人のものなの。
私のところは島の持ち主から手入れをする条件で無料で借りてるけど、他は年間いくらか払う場合が普通のようです。
いくつかの島や土手などは市が所有してるけど、あとは、2つのアソシアシオンが管理をしているといってもいいのかな。島の賃貸や売買を請け負っています。
yuukoさん、はじめまして。
なかなか説明してもわかりにくいので、いつか・・・さっちゃんと一緒に?!いらしてくださいね。日本でもフランスでも見かけない風景だと思います。
さっちゃん、あとね
ここのマレの人たちは、この舟を漕ぐことをramerとはいわず、bourderというんだよ。つづりは、これでいいんだかどうだか不明だけど。あの竿のことをbourdeっていうんだって。地方によっても言い方が違うらしいし、さっちゃんもお友達のフランス人に聞いてみてね。
とーしおじたま、ありがとうさん☆
ね?きっとすごく何年も何十年もかかったのだろうなあ
沼地から畑の島をつくるまで。
歴史っておもしろいです。
そして いまは畑の島で元気に花を植えたり 野菜を作ったりして、そのことをとっても誇りに思ってる人たちがたくさんいるということが、素晴らしいです。
echalotesちゃん、詳しく説明してくれて助かった〜 ありがとうさん☆
やっぱり土地のことをよく知ってるechalotesちゃんから聞いたら 納得納得。
「漕ぐ」をramerっては言ってなかったよね?何て言ってたっけ?と思い出そうとしたけど、よくわかんなかったの。
bourder…仏和辞書に出てない!!
こういうのがやっぱり、とっても面白いねー
すごいなあ!
…そうそう、さきほど私もやっとこさ、まけないぞうさんを注文しました♪がんばってくばりま~す!
dakoちゃ〜ん!!!!
なななななんと お久しぶりです☆
夏休みはどうだった? きっとそろそろまた忙しくなってきちゃうころかな・・・
さっちゃんもご無沙汰してしまって。
あっちへ行ったりこっちへ行ったりしてますよ。
gaya-gaya-girlsあて メールも書くね。
うん、コメのカキコは久しぶりなのですが、実はずぅっとSachan Blog(Canard plusもですが)愛読していました♪夏休みは、ほぼなく(自業自得)-そうはいっても例年の学生キャッチアップはなかったです-、先週&今週は研究室のお掃除⇒筋肉痛でバテバテです。特に昨日&今日と信じられない暑さでして…それでも今日もマスコバはお元気でらっしゃいました!Sachanも無理なくお過ごしを~!gaya-gaya-girlsあてメイル、まってま~す!
おお〜 マスコバ!!!なんとお懐かしい〜
厳しい夏も元気で乗り切って バテバテな若いもんたちより よっぽどパワーにあふれておられるのでせう。なんか想像できちゃうなり。
#解説しちゃうと、マスール=コバ◯◯の略称が「マスコバ」 dakoちゃんの勤務先に現在おられるが、実はsachanが中学生のときフランス語を教えていただいていたという・・・究極のご縁なのであります。おーらら〜
dakoちゃん!なんとsachanは今朝ほど dodo-pousseちゃんとチャットをしてしまったので〜す!!
元気でいるのかなあ〜とチョット心配だったので、とてもうれしかったです。
それにコメントのカキコがあると、ぐう〜っと距離が縮まってとってもうれしいのだよ。またヨロシク☆
あい!カキコ、させてくださ~い!
みんなでまた遊びませう!
#マスールはこういっては何ですが、70と**歳とは思えない年齢不詳のお元気さです。昨年のオリキャン先では元気にフラフープと独楽回しをなさってらっしゃいました。どちらもお上手でしたよ♪