本場イギリスの美味しいパブご飯 ビールを飲みながらフィッシュアンドチップスとビーフパイを!

 アイルランドから一番近い外国はイギリス。
イギリスといえば、日本からはロンドンへまず行く方が多いと思いますが、sachanにとってのイギリスは、北のマンチェスターと、その周辺なのです。

同じイギリスでもロンドンとは雰囲気のちがう北の地方

 同じイギリスでもロンドンを中心とする南の地方と、マンチェスターやリバプール、リーズなどの北の地方では、雰囲気がずいぶん違います。
 南の地方には、昔から、国を支配する人たちが多く住んでいました。
北の地方は、スコットランドとの「境目」という感じです。
牧畜や農業が中心で、産業革命の中心になった地方です。
そして、南の地方に住む地主が、北のほうに領地を持っているという構図が伝統的にあったのです。
 マンチェスターからさらに北へ行くと、スコットランドは、別の国と言っても良いぐらい、違った文化を持つ地域です。
 ちょうど、関東と関西では雰囲気がちょっと違ったり、沖縄はまた全く違う文化だったりするのと似ているということができるかもしれません。

マンチェスターへ

ダブリンとマンチェスターは近いので、小さなプロペラ機のこともあります。
なんだかバスに乗るような感じ。

 ダブリンから飛行機に乗れば30分でマンチェスターです。
 マンチェスターやリバプールの周辺は、アイルランドがイギリスの植民地だった時代に、アイルランドから出稼ぎに行って移民した人が多いところです。
 ロンドンに比べると、地味なイメージのあるマンチェスターですが、親戚に会うため何度も通ううちに、だんだんと親しみがわいてきました。

産業革命時代の綿紡績工場が見学できるところ
産業革命時代から現代まで、すごい機械がいっぱい見られる博物館
そんな話も、別のブログで見てくださいね。

スタイアルStyalの村のパブ

 いつもイギリスの家族に会いに行った帰り道は、マンチェスターの空港のすぐそばにあるスタイアルStyalという村の小さなパブ シップ the Shipでご飯を食べます。
 ほんの数キロメートル先は、大きな空港の殺風景なところなのですが、このスタイアルの村はクオリーバンクミルというナショナルトラストの保護地域に近くて、昔からの村のような雰囲気が残っています。
 パブを外から見たところは、こんな感じ。

 パブでご飯を食べてから、散歩に行くのも、とても気持ちが良いです。
なにしろ パブご飯は「がっつり系」なのと、どうしても調子にのって、いつもよりビールをたくさん飲んでしまいます….
 食後の散歩が必要!

パブの近くのガーデニングのお店で。

まず飲み物です!

 パブに入って、座るテーブルが決まったら、まず飲み物を注文
カウンターでビールを選んで….

まず、一口。これが、こたえられない!
大きいの一杯(ワン・パイント)が飲みきれないひとは、半分のハーフ・パイント。小さなグラスだけれども、けっこう飲みごたえがあります。

フィッシュアンドチップスとビーフパイ

そのうち、食事のオーダーをとりに来てくれるので、注文。
のんびりビールを味わいながら、待っていると、そのうち食事がきます。
うわーい!!この最高に美味しい パブご飯 見てください。
これぞ、本場イギリスの本格的パブご飯 そのものって感じの、
 フィッシュアンドチップス
 Fish and Chips, battered cod, chips and mushy peas
それに
 ビーフパイ
です。
 マンチェスターの地方では、フィッシュアンドチップスに、マッシーピーという青い豆のつぶしたのがついてきます。これがまた、美味しいんです!
 ざくざく太い、さくさく かりかりに揚げてあるチップス (フライドポテトと言わずにチップスと言います)それに、マッシーピーの組み合わせ
それと、分厚い白身のお魚(タラのことが多い)の衣揚げ
これが本物のフィッシュアンドチップスです。

https://www.instagram.com/p/B6GxEHFnCDn/

 ビーフパイ は、さくさくパイのなかに、とろとろに煮込んだ牛肉が入っています。ビール煮で、こってり濃い味です。
メニューには 14HR Braised Steak and Ale Pie, seasonal greens, mashed potatoes, proper gravy と書いてありました。
14時間煮込んだ牛肉、季節の野菜とマッシュポテトに「本格的にちゃんと作ったグレービー」つき。
インスタントでなくて、本物の煮込みの肉汁(グレービー)がついてきます。
横のほうに、小さなお鍋のかたちのものに入ってきたのが、暖かい汁。
これを好みに応じて、マッシュポテトにかけて食べたりします。
 大きすぎると食べきれないけれども、わりと小さめのパイなので、残さず食べられました!

 実はイギリスのご飯は、日本やフランスの食べ物とちがって、一人前がすごく多いので、慣れないうちは、かなりビックリの連続でした。

 ときどきは、がんばって食べたけれど胃袋にもたれてしまって気持ち悪いよ〜なんてことも。

 でも、このごろは注文のしかたも慣れてきたせいか、わりと大丈夫みたいです。お腹にしんどいかな?という感じのするときは、野菜スープとかを頼むようにしています。

このごろはヴィーガンメニューとか、ベジタリアンメニューも充実しているので大丈夫。
 それでも時々失敗して食べすぎになってしまいますが…. 汗

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