BBCの畳の部屋で。ボールの投げっこに隠された深い意味とは?

先週末から日本でラグビーワールドカップが始まったので、アイルランドでも毎日テレビや新聞に日本の話題があふれて素晴らしいです。
スポーツ観戦はイギリスのBBCの番組がアイルランドでも見られます。

そこでsachan的にビックリしたのは、BBCのスタジオの、この畳の部屋!!

BBCのスタジオに畳の部屋が!

カッコイイ有名元プレイヤーたち=コメンテーターたちが富士山の写真の前に座っています。

さすがに、スシは食べてませんでしたが!

スタジオの上のほうには 小学校のときの習字みたいな漢字が、何枚もぶら下がっていまました。しかも、紙が超鮮やかな赤い紙なのよお。

番組の切れ目のクレジットで出るのはこんな墨絵風の景色↓ 
     お寺や山が、中国っぽい。
テレビ局 日本らしさを演出しようと、がんばってくれたのね(感涙)。。。

靴ぬいでくれー!!

畳の部屋で、相撲してます

コメンテーターたち、そのうちタックルの解説がはじまりました。
靴をはいたまま畳の部屋で!

… よく見ると、この「特設スタジオ」ほんとものすごく力が入ってますね。
上のほうまで障子もはまってますし。
壁には、紅葉や桜の咲き乱れる景色や、竹の模様も。

奥の格子とかも、007が出てきそうな【アジア感】が漂っています!

そういえば、「オースティンパワーズ」の映画でも、畳の部屋の真ん中にお風呂(の穴)が、どっかーん! とあいてて、お相撲さんがいっぱい出てきたっけ。

畳の部屋でボール投げっこ

月曜のウェールズ戦では、コメンテーターたちが畳の部屋でボール投げっこしていました。

でも、よく見たら、今度はちゃんと靴も脱いでいるではないの?
よかったわー(ほっとしました)

流石は往年の名プレイヤー。
この至近距離ではありますが、しゅばっっしゅばっっとボールを投げ合って、とても和気藹々な優しい雰囲気

しかも、ここにはラグビーを知っていれば心の底から感動するしかない、隠された意味があったのです。

隠された意味とは…

左はラグビーウェールズ代表やブリティッシュ&アイリッシュライオンズ(British and Irish Lions、英国とアイルランドの選抜チーム)でキャプテンとして活躍したサム・ウォーバートンさん Sam Warburton。

ウォーバートンが現役引退、ウェールズ代表で通算74キャップ
2018年7月19日 16:53  AFP

真ん中は現役のプレイヤーだが最近負傷して、今回のW杯に参加しなかったエリス・ジェンキンスさん Ellis Jenkins。(写真はBBCから)

そして右にいるのは元ウェールズ代表主将のギャレス・トーマスさんGareth Thomas 。

ワールドカップ(W杯)に3度出場、11年10月に現役引退。

9年前、同性愛者であることを公表。マッチョなラグビープレイヤーの世界で同性愛者であることを公表するまでには長い葛藤の末だったと述べていましたが、さらに数日前にHIV陽性であることを涙ながらに発表したのです。

非常に個人的な情報なのに、しかも自分の両親にも、まだ告げていなかったのに、タブロイド新聞が勝手に公表したために、後追いで発表せざるを得なかったのです。

タブロイド新聞の節操のなさに、ラグビーファンたちから非難轟々!

勇気を持って、病気と闘い、公の場で堂々と発表したギャレスさんに、ラグビーファンたちが大きな拍手を送った、この数日だったのでした。

ギャレス、病気に負けず頑張れ!

そんな状況の中での、この和気藹々なボールの投げっこは、長年一緒にプレイしてきた仲間が、W杯という公の場で、ギャレスさんを勇気付けるパフォーマンスだったのです!

畳の部屋が少しぐらい『不思議空間』だったのを補って余りある、友情あふれる素敵なシーンでした。
じ〜ん(感動)

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