クリスマスイブの七面鳥デイナーの次の日も、その次の日も、なんと二日続けてカトリンの手料理をごちそうになってしまいました。
オーストリアに住んでいるけれども、カトリンたち夫婦はドイツ人。
カトリンは東ドイツの出身。
いつも年末に家族が集まったときに作る料理をごちそうしてくれました。
子どものころ、お正月の一日めは父方の祖父母宅へ、二日めは母方の祖母の家に行って、それぞれ違ったおせち料理やお雑煮をご馳走になったことを思い出してしまいました。・・・ほんとに和やか♡
カルトーフル クヌードル
25日のディナーは、牛肉にピクルスやら芥子を塗って巻いたのを赤ワイン味のソースで煮込んだ「ルラード」というお料理。
「じゃがいも餅団子」みたいな「カルトーフル クヌードル」Kartoffelknödelと赤キャベツの酸っぱい付け合わせといっしょに食べます。
肉のスパイシーな味と「じゃがいも餅団子」のふわふわ感がよくマッチします。おなかいっぱい!
ダンフヌードル
下の写真は26日のお昼ご飯。
「ダンフヌードル」Dampfnudelという「焼き蒸しパン」みたいなものを野菜いっぱいのポタージュといっしょにいただきます。
この「焼き蒸しパン」sachanの大好物。日本で言えば「中華肉まん」の中味が入ってないような感じで、しかも下のところがかりかりに焼けていて、全体がバター塩味になっています。
ふわふわで暖かくて、おいしい〜 →→→おなかいっぱい!
カトリン曰く。25日のメニューはドイツの実家のお母さんがよく作っている料理で今回は初めてチャレンジ!電話で作り方を尋ねたのだそうです。初めてとは思えないほど上手にできてて美味しかったよ〜
そして26日の「焼き蒸しパン」はゲオルグのおうちでよくお母さんが作るメニュー。タネさえ作っておけば人数が多くても対応可能の便利レシピー。
そういえば、ずっと前にゲオルグの実家へ行ったときに、お母さんが出してくれたのが、この料理でした。
そのときは、塩味のを食べて、デザートにも甘いクリームといっしょに食べて、もうお腹がはちきれそうだったのです。
とても気に入って、ぱくぱく食べたので、お母さんがビックリしていたっけ。
sachanもBB村へ来てから何回かごちそうになった定番です。・・・ドイツでも、やっぱり家ごと地方ごとに懐かしく家に伝わる料理ってあるのですね・・・だんだんsachanもドイツの料理に慣れてきたみたい。
以前だったら「食べられないよ〜これなに?www」という感じだった「じゃがいも餅団子」も今回は「ふむふむ肉の味とよく合うわね」と、もりもり食べてしまいました。郷に入れば郷に従え。
何より、仲良しのカトリンが作ってくれた料理だと、レストランとは違った味わい。記憶にもよく残りますね。
「あっ この料理は、引っ越しの終わったとき食べさせてもらった、あれだね?」というふうにね。
お腹がいっぱいになったら、散歩です
お腹いっぱいで暖炉のそばに座っていたら、すぐに眠くなってしまうので、26日はもう夕方だったけど湖までの真っ直ぐな道(夏のころ、サイクリングした道です)を散歩しに行きました。
トーマスのうちの元気な犬のリリーちゃんもいっしょです。(あれれ?どこかで聞いたような名前???・・・可愛い名前だけど、真っ黒な毛並み、やんちゃなわんわん)
帰り道はとっぷり日が暮れて風も出てきて寒いっ!早足で散歩して気持ちが良かったです。
こんなふうに寒くても暗くてもへこたれずに外に出るっていうのも、こちらの人たちの生活の知恵なのかなあ?と考えた夕方でした。
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