秋のぶどう畑 

おなかいっぱいな日曜の午後、友だち家族と散歩に出かけました。
(家人はサッカー観戦でお留守番・・・)
友だちの家はブライテンブルンBreitenbrunnの村の真ん中にある教会のすぐ近く。ジムくんの通っている幼稚園も教会の隣です。

教会の角を左にまがって、何件かの家を過ぎると、景色はもう見渡す限りのぶどう畑。
「この道をまっすぐ行ったところがブライテンブルンの電車の駅だよ」と教えてもらいました。
アイゼンシュタット Eisenstatからノイジーデル Neuisiedelまでのローカル線がここを通っていて、ノイジーデルで乗り換えればウィーンへ行けるそうです。
なんだか鈍行で時間がかかりそうだけど、今度試してみようかな?

空には小さな鳥たちが大群で飛んでいます。数えきれないほどの鳥が一斉に羽ばたいて流れるように飛んで行く音が、頭の上を通り過ぎていきます。
湖のほうから丘のほうへと全速力で飛んでいる鳥たち。帯のような群がずうっと続いています。
「渡り鳥」なのかなあ。もう暖かい国へ出発するのかしらん? ・・・あんまり速度が早いので、ズームでとらえようとしてもうまく撮れません。

ぶどうの畑はもう穫りいれが終わって静けさそのもの。葉もところどころ秋の色。
残っていたぶどうをとってきてくれました。
新鮮でちょっとすっぱい自然でいっぱいのぶどう!
おしゃべりをしながら、ウサギにあげる草をとったりしながら、ゆっくり歩いて1時間。
外の空気をいっぱい吸って気持ちの良い午後でした。

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