ドイツ語の勉強 肉の売り場

肉売り場がいちばん、難しい!

 オーストリアの生活もだいぶ軌道に乗って、どこのスーパーのどの売り場で何が買えるかなど、だいぶわかってきましたが、いちばん難しいのは「肉売り場」であると判明。

 

 なぜかって、「Rindって書いてあるから、これってたぶん牛肉だよね?」と思ってステーキみたいな形のビーフを買ってきて焼いてみたら、実は 
  ターフェルシュピッツ Tafelspitz
というオーストリアではスープに入れる肉(スープ煮のように長時間ボイルして食べるための肉)だった、つまりステーキみたいに焼いても全然おいしくない!とか。
 そんな失敗談がぞろぞろ。

 おまけに連れ合いといっしょに肉売り場に行くと、「あれもこれも」買おうとするので落ち着かなくて集中できませんっっっっっ!
 「必死で解読しようとがんばってるんだから、ちょっと静かにしてっ!!」
と目がつりあがってしまうsachan (涙)

塊の肉が多い!

 だいいち、でっかい塊で2キロとかがごろごろ
日本みたいに「さっと焼く」というよりは、どちらかというとオーブンで焼くロースト用とか、煮込み用が多いようです。
(そりゃ「シュニッツエル」とか「ミニステーキ」もありますが。)

肉売り場のことば集め

 スーパーなら解読できれば一応買い物ができるけど、それだけじゃーつまんないなあ。
 隣村の肉やさんでも、「3個ください」レベル以上の話ができるようになりたいなあ。
 ・・・というわけで、年明けの大安売りのどさくさに紛れ、いきつけのでっかいスーパーMerkurの肉売り場で、今回は「牛肉」「豚肉」セクションのいろんな商品のラベルの写真を(かなりシステマテイックに)撮ってきました。

(連れ合いの後ろに隠れながら撮影してたけど、別に誰からもとがめられなくてすみました・・・ははは そりゃ見るからに外国人だろうけど、ね。)

うわードイツ語むずかしい!!

こんな感じのことばが 集まりました。
(ラベルを写真に撮っただけ、全部買ったのではありませんからね!)

1. RINDFLEISCH FASCHIERT – GROSSPACKUNG et SCHWEINEFLEISCH FASCHIERT
2. RINDSGULASCHFLISCH – GROSSPACKUNG
3. BEINSCHEIBE VOM RIND
4. SCHOPFBRATEN VOM SCHWEIN
5. SCHWEINSKARRE
6. RINDSLUNGENBRATEN
7. SCHWEINSSCHULTER     OHNE KNOCHEN MIT SCHWARTE – GROSSPACKUNG

 ラベルの写真を撮ってきて、家に帰ってから拡大して、辞書を調べて解読
の手順で集めた「肉売り場のことば」。
Rindは「牛」 Schweinは「豚」
Fleischは「肉」
とわかっていたんだけど….
たぶん Faschiertというのが「挽肉」
Bratenは「ロースト用」。
Karreeは「ばら肉」
「リブ」のことで独和辞書によるとオーストリアでしか使わない言葉らしい。
なーるほど!

今回は「豚の肩肉」Schweinsschulterの2.4kg近くある、この塊を選び・・・家に帰って開けてみたらビックリ! 

パッケージを上から見ただけではわからない裏側に、すっごい分厚い豚さんの皮がついてました!!

骨つき、骨なし 皮つき、皮なし もあるんだ!!

「骨なし皮つき」(OHNE KNOCHEN MIT SCHWARTE)ってやつですよね。Ohne Knochenは「骨なし」だと知ってたけど、Schwarteが「皮」だとは!
やられたねっ!

 でも、へこたれず、3分の1ぐらいは切り取って冷凍にまわし、分厚い皮に切れ目を入れて、ちゃんと料理できましたよ。
 家人やお客さんが大喜びで食べてたので、だいじょうぶだったと思います。
冒険は続く。

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