木曜日、隣の村 Purbachの入り口のスーパーの向かい側の小屋で、おじさんがフルーツを売っていました。
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あっっっっっっ!!まだあった さくらんぼ
「今年はイチゴやサクランボをジャムにしようかなあ」
と考えていたのだけど、サクランボの種をとる道具→ これをどこで調達したらいいかわかんないよ〜!
そうこうしているうち、だんだんサクランボのシーズンも終わりそう・・
ダブリンでやっとこさ道具を買って帰ってきたら、もうあまり見なくて、
「しょうがない、また来年ね」と諦めムードだったのでした。
喜び勇んで味見をさせてもらうと、なかなか良い味!さくらんぼ2パック(2kgだと言ってたけど、少し欠ける) トマト1kg 桃1パック 買ってきて、さっそくジャムに挑戦!
これがサクランボの種とり道具!
ジャム作りは2日がかり。
いつものジャムの本を見ると、groseilles(レッドカラント)のジュースを作っておいて、それをサクランボの汁に加えて、いっしょに煮るという、なかなか高等技術。
レッドカラントのジュース(というかゼリーというか、どろどろ)にペクチンがたくさん含まれていて、いっしょに混ぜることによってジャムが固まる助けになるんだそうな。ふむふむ。
さくらんぼジャムのレシピ <第1日> レッドカラントのゼリーを作るのと、さくらんぼの準備+第1回の加熱。
まずレッドカラントのジュース(というかゼリー)の準備です。
本には レッドカラント2.8kg+水200cc とあって、サクランボジャムのページには レッドカラント800gからできた500gのジュースを使うと書いてある(わかりにくい!!) が、今回は
レッドカラント 1kg +水100cc(弱)
でやってみました。(ここでは砂糖を使いません)
水洗いして茎をはずしたレッドカラントを鍋に入れて、そこへ水を入れて加熱。
2−3分(本によれば。もうちょっと長くかかったような気がする)加熱して皮が破れて、ぐちゅぐちゅになったら、少しずつザルで漉す。
ザルに おたま2杯か3杯ずつ入れて、上からぎゅうっと押し付けて、水気が下に落ちるように。皮とタネのかすは、捨てる。
水 100cc加えて加熱して、皮が破れてどろどろになったのを、漉しながらしぼったところ。どろどろゼリー状態
出来上がりは、どろどろのゼリーのようなジュース状態。
冷蔵庫にしまっておく。
さくらんぼの準備
本には さくらんぼ 1.2kg レモン1個、砂糖750g とあるが、今回は
さくらんぼ 2kg(弱)、レモン1個、 砂糖1kg
(1) さくらんぼを洗って、茎をはずしたあと、道具(!)を使ってタネを除く。この道具は優れものだあ。想像したより、ずっと早くできました。
(2) 丸ごとのチェリーも欲しいけれど、はじめ煮始めるとき、少しぐらいは汁がないと焦げ付くと困るので、半分ぐらいのサクランボを半分に切りました。
(3) 砂糖とサクランボとレモン1個の絞り汁を鍋に入れて、加熱。
砂糖が溶けて沸騰したら、焦げないようにかきまぜながら中火で1分 煮る。
火を止めて、翌日までとっておく。
2日目
(4) 次の日、サクランボの冷めていた鍋を再び加熱。
(5) 暖かくなったところで、ザルで少しずつ漉して、実と汁に分ける。
実から汁がぽたぽた落ちるので、10分ぐらいは放置して、汁気をなるべく取るようにする。
(6) ここへ前日に作っておいた レッドカラントのジュースを全部入れて、レモン1個の絞り汁と追加分の砂糖 (350gと書いてあるが150g入れた)を加えて加熱。
こちらがサクランボの汁です。
ここへ前日に作ったレッドカラントのジュースも入れて、追加分の砂糖レモン汁も加えて、さらに加熱。
(7) 沸騰してきたら、実も加えて、6〜7分(もうちょっと長かったけど)とろりとするまで、煮る。
レッドカラントなんて日本ではあまり見たことがありませんが、今の季節500g入りのパックでスーパーに売っています。
それ自体は酸っぱい果物。でも見かけはとっても可愛い。
さくらんぼジャム作りは思ったよりも簡単!
初めてだけど大成功でした☆
味見をします。わくわく
出来上がりは、「とろとろ」がゆるめで、ジャムじゃなくて汁を作ってしまったか?と心配だったけど、瓶1個を冷蔵庫に入れておいたら、翌朝はゼリー状の素敵に透き通ったとてもきれいなジャムになりました♡
レッドカラントのおかげで、ちょっと酸っぱくて、さっぱりしたジャムです。
美味しい!!
調子に乗って、ついでにチェリータルトも作ってみました。最初に煮たところで、さくらんぼをちょっと除けておいて、先週レモンメレンゲパイを作ったときの残りのパイ生地で小さなタルトが3つ出来ました。
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