木曜日、イルミッツの八百屋さんまでドライブがてら買い出しに行きました。
普段は金曜日の朝、ノイジーデルの街の市場に持ってくるのを買いに行くのだけど、最近やたらに混んでいて、おちおち選んでもいられないから・・・
ちょっと遠出になるけど、気分転換です。
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平らな土地が見渡すかぎり広がる景色
ブライテンブルンから湖に沿ってノイジーデルも通り過ぎて、向こう岸へ。
どこまでも広がる、平らな地域をずっと走って、イルミッツへ向かいます。
もうハンガリーとの国境のすぐそばです。
地図を見てください。
トウモロコシや果樹やいろんな野菜の畑、ぶどう畑が見渡す限り広がっています。シーウィンケルというところです。
すごく平らなところです。
湖の反対側の、自宅のあるブライテンブルン村のほうは、周りが丘陵地帯。
その斜面にワイン畑が広がっています。
ノイジーデラー湖をはさんで、反対側は、全く違った景色です。
かなり陽射しの強い日。気持ちの良いドライブでした。
こじんまりした八百屋さんの店 宝もののように元気な野菜がきらきら
八百屋さんたちと楽しくおしゃべりしながら、「宝の山」でいっぱい野菜を買いました。
「市場に持って行くのは、ここらのシーウィンケルの野菜だけだし、場所も限られてるからね、店に来てもらうほうがいろんなものがあるよ、また来てね!」
ということでした。
買い物をしていたら、ウィーンに住んでいるイラン人という女の人も来ていました。ご主人はオーストリア人みたいでした。
イルミッツにウインドサーフィンをしに来ているそうです。
ウィーンに住んでいる人たちにとっては、このあたりは手軽に来られるリゾート地のような感じなのです。
わたしの持っていた買い物袋(パリのデパートBon Marchéの食品売り場の袋)を見て「わたし、その店が大好きなのヨ パリではいつも買い物に行く場所!」と喜んでいました。
なんとパリから遠く離れたイルミッツの八百屋さんの店先で、イラン人と日本人が意気投合してパリのデパートの話をしてるって・・・
なんだか変!でもおもしろい。
変化に富んだ野菜や果物!
リンゴや桃などのフルーツは西のシュタイヤマルク地方から来るものを扱っているそうです(去年の夏、白ワインの味見に行った地方です)。
メロンはイタリアもの。
すごい完熟で、うちに帰って食べたら、ほんとに蜜のような味でした。
それから長いピーマンのオレンジ色のをいっぱい買ってきて、またピーマンの肉詰めを作りました。
ピーマンの甘い味とトマトの味が混じり合って、なんともいえず美味しいです。
すっかり定番料理の仲間入りです。
広々したシーウィンケルの元気パワー
ちょっとだけ遠出して、シーウィンケルの太陽をたくさん浴びて育った元気な野菜を持ち帰って、とても良い気分転換でした。
近くの土地でとれた野菜を食べて暮らせるのは、とても幸せです。
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