パリ18区の日常

金曜の晩 またTGVでパリへ戻り、水曜日まで18区の友人宅に泊めてもらいました。
モンマルトルのそば パリの普段着の生活の場という感じ、活気があって散歩する道もいっぱいあって大好きな場所です。

建物の管理人のおばさんとも顔見知り。
「久しぶりですね〜!元気?お世話になります」と挨拶して、パリ滞在の始まり。

パリは1月のとき以来。今回は次の出版の計画について話したり、のんびり散歩したり。
本のアイデアを相談したりすると、すこ〜し「仕事人」の自分を取り戻すような感じ。

以前の働き方に戻ろうとは全然思わないけど、違った方法で、いろんな人に喜んでもらえるような仕事ができるといいと思います。

仕事を離れて引っ越しして、新しい生活を作りながら一年たって、やっとここまで来たかな?という感じです。それでも、そんな働き方、暮らし方ができるようになってきたのは、ほんとうにありがたいことです。

今回は友人も忙しいなか、いっしょに過ごす時間が比較的たっぷり取れてよかった。大歓迎してくれました。

土曜日の朝、友人の家から歩いて5分ぐらいのオルドネール通りの市場へ買い物に行きました。
週末から来週前半に食べる野菜や果物、魚の買い出しです。

歩道に沿って いっぱい並んでる八百屋さん
土曜日の朝は、すごい活気です。

いつもの八百屋さんへ直行。だいたい誰でも「ここの店にいつも行く」というのが決まっていて、毎週買いに行くんですね。

店のおばさんと常連のお客さんが楽しそうに冗談を言い合ったり近況報告したり。sachanもノイジーデル(とイルミッツ)の八百屋さんと顔見知りになったけど、なにしろパリは規模というか分量がすごい!

やっぱり人の多い都会、しかも皆が、スーパーではなくて、こういうところで新鮮な果物や野菜を手にとって、確かめて、買う。
そういうことに価値を見いだしてる文化なんだなあ〜と、あらためて実感したsachanでした。

秋の色のキノコ

ドイツやオーストリアだって市場はあるし質の高い製品がいっぱいだけど、この分量はやっぱり都会でないとね。
だって余っちゃうでしょ、買いにくる人の人数が少なかったら(笑)。

イチゴが1パック 2ユーロ20セント(約220円)! 安い!

肉屋さんや魚屋さんは、冷蔵庫が必要だから、道沿いの店。

肉屋さんの前で
「何買っていこうか?」と電話しているのかな?

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  • りんご姫ちゃんもパリに行く度にモンマルトルの丘に登り、パリの景色を眺めるほど、この界隈大好きです。今度この丘に登るのは、年末の予定~♪

    'herbes au chat'はね、これを猫がむしゃむしゃそのまま食べるの。猫を飼っているお宅のベランダなんかに、よくこの鉢のまま置いてあるよ。ちなみにうちのカシューも雑草をむしゃむしゃ食べます。Purgerのためなんだって!猫も犬も同じことするのね。でも、うちのカスーほど、雑草をむしゃむしゃする犬はどうやら珍しいらしい。彼女がマレ育ちだからかな?!日本のみんなは、マレって書くとパリのマレ地区を想像しちゃうかな???田舎のマレ。そう、ここのマレってなんて訳したらいいかってプースちゃんと悩みました。答えは出てません~☆

  • ええっ じゃあサラダがわりなのかあ〜 でも鉢植えをネコさんがむしゃむしゃ食べちゃったら、すぐにしょぼしょぼになっちゃいそう! ビタミン大好きわんわんのカシューちゃんが畑のおそうじ手伝って雑草むしゃむしゃ♡なんか想像するだけでも心がほのぼの・・・

  • sachan さん、18区は今でも生き生きしていて素敵ですね! 私は6区人間だったのですが(その前は もろ banlieusarde はっはっは) 、この10年観光化とおっしゃるとおり個性的な個人店の衰退が激しくて…。北の方がいいなあと思うようになっていました(笑)。エスリンゲンも市場はすごい活気ですよ~! 市場を中心に考える食卓、大好きです。

    >La triste tendance générale étant la disparition de ces petits magasins remplacés par de gros supermarchés, – que ce soit en France ou en Angleterre ou au Japon d'ailleurs – ça nous fait plaisir de les voir en 'bonne santé'.

    C'est “comme si tu parlais de mon âme”, comme on le dit en allemand ! 😀

  • ネコ草
    こちらでも売ってますよ
    イヌもネコも 草を食べて毛玉を吐き出すんですけど 冬になると雪に覆われるからそういうのが必要なんですね
    どんな草でも食べるわけではなくて イネ科のある種の草がいいみたい
    フランスもやっぱり雪が積もるのかしら?

    キノコが置いてある市場に行ってみたいな
    ボルチーニやアンズタケが出ていますね!!!
                   yuuko

  • あっあっあっ コメントへのお返事が間に合わな〜い うれしい悲鳴(笑)
    ネコ草って今回初めて見たsachanだったのです。なにしろね、日本で子どものころ家にピーターという名前の犬がいたのですが(「ワイヤーへヤード フォックステリア」という由緒正しい犬だったらしい)、いつも庭を突進してくる勢いで網戸を破ってしまう、しょーがない暴れ者だったのですよね。sachan自分も小さ過ぎて、あまり覚えてないのですが。いっしょに育ったという感じかな。
    ポルチーニといっしょに並んでるのは、いままでフランス語の「ジロール」とか「シャントレル」という名前は知っていたんだけど、日本語で「アンズダケ」って言うんですね!これも初めて学びましたよん。ドイツですごく珍重されるので見よう見まねでお料理していたのですが、香りがよくて歯触りも好きなんです。・・・いま「あんずだけ」でgoogle検索したら、即エンテルくんのパスタのページが出てきましたあ!! ドイツ語ではPfifferlinge(www発音できない フェッファリンゲ と聞こえたみたいだったけど、エンテルくんは「プフィッファーリング」って呼んでるから、そっちが絶対正しいに決まってる。もーかんべんしてくれよードイツ語っ!
    ・・・おまけにね、オーストリアでは、この同じ「アンズダケ」を「アイヤーシュワンメル」Eierschwammer(スペル?)というんですよ・・・www

  • Tomoさまのおっしゃるとおり、sachanが生まれて初めてパリを探検した70年代後半に比べると、今のサンジェルマンデプレあたりのお店の様子は、ずいぶん変わりましたよね?rue de Rennes それからrue des Saints Pères, rue du Dragon… パリの地図を握りしめて見物に行ったものでした。すご〜く美しいギャラリーやアクセサリーやさんや有名デザイナーのboutiquesばかりの個性的なところだったと記憶してるけど、だんだんとチェーン店や日本のデパートにも出ているブランドが多くなって、良く言えば「敷居が低くなってきた」とも言えるんだけど・・・適当にそういうのは素通りして、おもしそうな場所を探すのも、ひとつの楽しみではあります・・・足をよく使ったパリです♡

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