2013年夏にアイルランドへ引っ越してきて、それからあっというまの半年でした。
幸い、ことばのわかる国であることと、とてもありがたいことに地元で友だちもどんどんできて、居心地良くて、まだ半年しかたってないとは思えないほどです。
11月のはじめに日本から戻ってきてから、連れ合いが体調が悪くて、入院したり自宅でずっと寝込んでいて、とっても大変でしたー。
そんなわけで、さんざんな「初めてのクリスマスと正月」。
可愛いクリスマスカードもちゃんと買って来てたのですが、結局ぜんぜん手つかずでした。
やっと先週ぐらいから、治療の方針が定まって、新しい薬を飲み始めて、調子が出てきました。
ほっこりする食べ物を!
年末年始、食欲のないときは、カンタンに食べられて消化が良さそうなものを食べさせなくちゃと、がんばっていました。
食べたり食べなかったりで心配でした。
普段はいろんな変わった料理が好きでも、体調の悪いときは「おふくろの味」っていうか小さいときから食べ慣れたものがいいんですね。
いわゆる「コンフォートフード」っていうもの。「ほっとする食事」。
日本人のsachanにとっては、断然お豆腐とかお粥になっちゃうんだけど‥‥
連れ合いはマッシュポテトとかね。
かんたんなオムレツとかポタージュのスープとか。
これもカルチャーショックですね。
今週になって、やっとクリスマスとお正月のお休みが明けたので、さっそく隣村のお医者さんのところへ行ったりして、少しずつ治療らしい治療が始まって、ほっと一息。
1月10日金曜日は大きな病院で検査と診察。また来週の月曜と火曜も病院です。
「プディング」って「プリン」じゃありません。デザートのことです。
少し食欲も戻ってきたので、スチームプデイングを作りました。
「プディング」っていうと「プリン」かな?と思ってしまうんだけど、ぜんぜん違う代物なんだ、これが!
子どものときから食べ慣れた懐かしいお菓子の代表なんですって。
寄宿学校の食事では、しょっちゅう出るメニューらしい。
(ハリーポッターの学校みたいなところで、こんなの食べてるのですね!)
蒸しパンみたいな ふわふわケーキで、甘いべたべたのキャラメル味みたいなのが入ってて、食べるときはチンして暖めて上から冷たいカスタードソースをかけて食べます。
超甘〜い♪ 美味しいぞう〜☆
こういうデザートにフランスでも日本でも全くお目にかかったことがなかったので、初めてイギリスへ行ったときマンチェスタの空港のそばの小さなパブでランチにこれが出てきたときは、もうビックリ仰天で目が点でした。
なにこれ〜???? でも慣れたら、なんだか美味しく感じるようになってきたから不思議♪
フランスの繊細なパティスリーや日本で売っているケーキとはちょっと違った素朴な味です。
あっ でもシュークリームとかに通じるものがあるかな。
sachanは日本のものを
そんなわけで、毎日いろいろ工夫をこらしながら。
でも適当に手をぬいて無理しないように。自分も元気でいなくちゃ。
ときどきは、お餅の入ったお粥とか、最近は大根や里芋も手に入ったので、けんちん汁も作ったりしました。干椎茸の美味しい椎茸の出汁で滋養たっぷり。
からだも心のパワーも整えて、まけないぞう。
それでね、今日は病院が長時間だったので、バーニーちゃんは 卵マヨサンドイッチ。sachanは おにぎり。
暖かいコーヒーとほうじ茶も持って行ってきましたよ。
冬になったら、ベランダの餌台に鳥さんたちがたくさんご飯を食べに来ます。
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